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無愛想な自分

治療を始めたころ、入院当初の患者さんは皆退院をされていて、いつの間にか自分は病室内で古株になっていた。

自分の病室は、病棟の中でも自分の事は自分で出来るあまり手の掛からない比較的軽い方が多かった。
(各々病気を抱えて入院をしているが)

ヘルニア、神経痛、脳血管のつまりが見つかり検査入院中の方等々、手術をされた方も二、三週間で退院をしていく。
病室内で脳腫瘍の患者は自分だけ、そんな時期もあったが室内にはあまり重苦しい雰囲気もなくその点ではよかったと思う。

一見元気そうな自分を見て気軽に話しかけてくる方も。

「どんな病気で入院してるの?」

自分の状況を説明すると、大抵の方は「・・・」場の空気が重くなる。だよねぇ~。。

最初の内はそこそこ説明していたが、その後はあまり自分の病気について語らなくなった。
脳の病気で~くらいに軽く答え濁す。

入院当初は朝の挨拶に始まり周囲の人と気軽に話していたが、徐々に病室の方と関わらないように。。



自分が入院して間もない頃、病室には脳腫瘍で長期入院中の男の子がいて、お父さんが常に付添い夜は簡易ベッドで眠っていた。
その子は先生・看護師さんの問いかけに多くの場合素っ気なかったが、たまに見せる笑顔は可愛らしく、夜にはお父さんと楽しそうにテレビをみて、お母さんとの電話ではとても無邪気な声で話をしていた。

お父さんはとも穏やかな方だったが、自ら周囲の方に話しかけることは無かった。

入院生活が長くなってきた頃、その親子の気持ちが少し分かった気がする。
自分の場合、看護師さんと話すのは楽しかったが・・・。

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